こんばんは阿部です。
ヤバいです。阿部家の制作をしているとどうしても自分で作業する事がメインになり、記録映像がおざなりになってしまいます。いや、おざなりというかここは撮らねばってタイミングで一歩出遅れたり、周りの人のアクションに気付けなかったりで悔しい事が増えてきました。気を付けよう。
銀河に指示を与えつつ!カメラは肌身離さず!周りに気を配りながら!家の施行も常にチェック!!!!!!!これが理想です。
7月8日の映像です。 http://youtu.be/Km0qt3wMgOM
2012/07/10
7/10 シマ二日目 職業
今日はシマ家を建設する二日目だった。材料の墨だしをして、家を建てる場所を決めてそこに並べてみた。
駐車場に少し勾配があるので水平器を使ってレベルを合わせたり、結構大変だった。
地面の傾きの関係で、雨水溝をまたいで建てることになった。
自分は今、建築家であり、実際に施工する職人(土木・大工・左官etc)であり、住人6人の都市の計画者でもある。建築科の友人が前に、建築科は社会にでて自分のひいた図面が建てられるまでは「実際に具現化した作品」を作ることがないからフラストレーションが溜まる、みたいなことを言っていた。それを考えると今の僕たちの状況は幸せなことだと思う。
そして「職業」という概念について考え、だいぶ前に読んだ「パパラギ」という本のこと
を思い出した。その本の内容はこう。インディアンか何かの部族の酋長が一度西欧の文明に旅行して帰ってきた折に、自分の仲間に、西洋人がいかに愚かな生活をしているかを語るというものだ。
西洋には「職業」というものがある。靴屋は靴しか作らないし、大工は家しか作らないし、仕立屋は服しかつくらない。理解できない。私たちのように、必要なときに必要な物を、家なら家をみんなで協力して作ったほうが楽しいし、人間その方が健康的だ。
ざっくりだが、こんなことがその本に書いてあった。自分たちの今している生活は、後者のインディアン的な社会のありかたに近いと思う。
もちろん今こんな生活ができるのは、資本主義をとる日本という国のシステムの上で成り立っている「苗場福祉会」の方々のご協力(金銭的にも)があってのことなのだけれど。
だから自分たちがこういうことが出来るってことには、本当に感謝。9月まで自分がここでどういう「職業」に就いているか。それが問題だ。
七月十日
今日は阿部の家づくりの三日目でした。
個人的なことですが 昨日の夜多少夜更かしをしてしまいまして、かなり疲れの残った状態で一日をスタートしました。
今日は家の基盤がほとんど出来るところまで持っていきました。床材も張り終わりました。
屋根にかなりの斜度がついており、屋根をつける為の角材をつけるのが一苦労でした。
できあがった家は形自体はかなり立派なものになりましたが、現段階では
上に人が乗ってぐらぐら揺らすとかなり軋む状態なので、明日からバシバシ斜め材を
入れていかないといけないと思います。
阿部の思惑を理解しつつ、僕も多少意見をいいながら進めていったので進行が透明で気持ち良い家づくりです。
お昼のあとに多少昼寝を挟み、かなり体力を回復した状態で午後の作業に取りかかる事が出来ました。
明日はおそらく屋根がのります。
中 銀河
個人的なことですが 昨日の夜多少夜更かしをしてしまいまして、かなり疲れの残った状態で一日をスタートしました。
今日は家の基盤がほとんど出来るところまで持っていきました。床材も張り終わりました。
屋根にかなりの斜度がついており、屋根をつける為の角材をつけるのが一苦労でした。
できあがった家は形自体はかなり立派なものになりましたが、現段階では
上に人が乗ってぐらぐら揺らすとかなり軋む状態なので、明日からバシバシ斜め材を
入れていかないといけないと思います。
阿部の思惑を理解しつつ、僕も多少意見をいいながら進めていったので進行が透明で気持ち良い家づくりです。
お昼のあとに多少昼寝を挟み、かなり体力を回復した状態で午後の作業に取りかかる事が出来ました。
明日はおそらく屋根がのります。
中 銀河
7月10日 村上
むらかみです。
今日の午後、東京に戻ってきました。
六日町まで一平くんが迎えにきてくれました。
途中、僕の家につけるドアを村山興業さんの解体現場からもらって来ました。
午後の作業中、近所のこどもたちが遊びにきました。
こどもたちは家づくりに興味津々みたいで、何かと話しかけてきます。
そんなとき、島田君が子供たちに向かって
「全部完成してから遊びにきてくれないかな!邪魔だから。危ないし。」
と、怒りました。こどもたちは静かになって、帰っていきました。
この島田くんの行動は、えらいなあと思いました。こどもたちは突然走り出したりして、動きが予想できないので、たしかに危ないのです。たぶん、誰もが「危ないなあ」と感じていました。そんななか、島田君は自ら悪者になって、子供たちに怒りました。
僕は午後の間ずっと、屋根の穴を塞いでいました。
今回の家は、いつもよりもずっと時間がかかっています。。
制作期間が1ヶ月あって、しかもずっと作業しっぱなしというのは初めての経験です。製作期間が長いと、精神的にきつくなることもしばしばですが、みんな頑張っています。
誰も怪我もしてません。
だんだん、×日町が「まち」っぽくなってきました。全部の家が建ったら、けっこう面白い眺めになると思います。わくわくします。
むらかみ
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