2012/08/14

8月14日 村上

家を中に入れ、今日から新しいプロジェクトとして
「浮遊する生活(仮)」改め「浮遊する村上さん家の生活」をはじめます。
その第一日目です。


家の最初の位置はここ。明け方の村上の家。

 午前中、最初のお客さんが来ました。近所に住んでいる方で、まほろばの里に入居している方の旦那さんカナザワ先生です。退職して20年近く経ったそうですが、このあたりの中学校の元校長先生で、地域ではこわい先生として有名だったそう。施設の職員にも何人か教え子がいるみたいです。
先生の現役時代のお話で
「学校に来ない生徒が居て、家に行ってみたら父親の仕事を手伝わされていた。そのとき先生は"俺が仕事を手伝うから、子供は学校に行かせてくれ"と行って生徒は学校に行かせた」
というお話が印象的でした。


似顔絵を描いてみました


今の家から見える風景をボールペンでスケッチしていこうと思ったのですがボールペンが無くて、施設のロビーで「余ってるボールペンありませんか」とお願いしたらこんなに集まりました。


そのあと3番館職員の林さんが、入居者のマツエさんを連れて家に来ました。

(上の写真は、ちゃんと顔の写っているものが家に貼ってあるから、気になる人は見に来てね)


マツエさんの似顔絵も描いてみました。



このひとは、今日まで三日間島田君の家の内装工事を手伝ってくれた竹石さん。今日でお別れです。


島田君の一言

竹石のメッセージ

東山さんのメッセージ

おしまい





おまけ

毎日が出会いと別れの繰り返しでちょっとクラクラします。
下の画像は、先日遊びに来てくれた女子美のともちゃんが×日町で思った事を書いてくれたものです。嬉しいな

8/14 お盆

十日町総合体育館に行ってきました。
駐輪場の文字が雑でとても好感を持てました。
十日町総合体育館にはクライミングウォールがあるので、そろそろムキムニになる準備をします。

08/14

シマです。

望みの色の漆喰がありません。
在庫がないのです。

コメリにもムサシにも。

どーしよー。

どーしよー。

血迷ったあげく「赤」を選択しました。

ミスチョイスなのは百も承知。
百二十くらい承知。

それでも「赤」を塗るしかないのです。
柱は青、
壁は赤、


気がふれたと思われるかもしれませんが、


それでも「赤」を塗るしかないのです。







08/13

シマです。

今日は一日中壁を作っておりました。

東京から来た後輩TAKEISHI(♀)が一日中手伝ってくれました。

TAKEISHI(♀)は負けず嫌いなのです。
漆喰(下地)を塗る作業がなかなか難しいのでどんどんとムキになって燃えていました。
買い出しに行くときも
「あと養生テープがふたつと、ベニヤが1枚、スポンジが2つ!」
と僕よりも的確な判断で作業をシャカシャカ進めます。

見上げたものです。

この楽漆喰(たのしっくい)
うまーくヌレールの塗り方DVDを鑑賞して
コテでシャドー左官を行いながら、塗るイメージを高めていました。
TAKEISHI(♀)は勤勉なのです。



たのしっくい謎DVD

イメージを高め終わったTAKEISHI(♀)は
がんがん塗っておりました。
女左官です。



養生もきっちりやる負けず嫌いのTAKEISHI(♀)


下地材がなくなってしまったので買い足ししたかったのですが、
最寄りのホームセンター ムサシの在庫がきれてしまったのです!!


大ピーンチ!


ノッてきたTAKEISHI(♀)に、水を差したのは在庫切れでした。

発注すると作業が滞ってしまうので、明日は遠くのムサシに行ってみようと思います

「遠くのムサシには何が売ってあるのかな??」
考えるとワクワクします。
遠足前日のような気持ちです。


オープンと同時に遠くのムサシへ。
それが14日のスタートとなりそうです!



おまけ

今日の作業用BGMは甲子園でした!

第三試合、新潟明訓高校のピッチャーの名前がTAKEISHI(♂)
だったので、応援に熱が入りました。
(ちなみにTAKEUCHIと、TAKENAKAもいたのでラジオ放送だとややこしかったのでした。)

8月13日 村上

おはようございます。
昨日は、初めて施設の中に入った家の中で寝てみました。
寝てみると、ここは夜中もけっこう人の通りがあることが分かりました。
だから6時くらいに目が覚めてしまいました。特に、よしこさん(仮名)という入居者の方がよく1人で出歩く人で、僕が横になっていると、何度もロビーを通って行くのが見えました。そしてその度に、守衛さんに引き戻されていました。




昨日のパフォーマンスを終えて、今日東京に帰る東山佳永さん。村上の家にメッセージを残してくれました。


昨日パフォーマンスを観に来て、結局島田君の家に一泊して、東京に帰るとねちゃん(右)とともちゃん(中央)、引き続き滞在して島田の手伝いをしてくれるという竹石さん(左)。
昨晩はお客さんが多くて、島田君は櫓の上で寝たそうです。とても気持ちよかったそうです。

そして昼頃に大学の先輩である落合くん(左)とその友達が観に来てくれました。みんなメッセージを残してくれました。


夜、村上の家に車輪を付けて施設内を移動できるようにしました。
これで大体の準備が整いました。明日から新しいプロジェクト「浮遊する生活(仮タイトル)」を始めたいと思います。
これは、僕の家が館内を動きながら、僕はその中で滞在して、移動する度に変わっていく風景をスケッチしていくものです。加えて、外部からのお客さんと、施設内の入居者や職員さんが訪ねて来たら、お茶を出してお話をします。
外部からのお客さんと、施設内のお客さんが一緒にお茶を飲めたら嬉しいなあと思います。
この家はロビーだけじゃなくて、ユニットの中にも入って行こうと思っています。また、家をもう少し小さくすれば中央玄関の扉を通れるので、家にお客さんを乗せて外に出て、×日町ツアーのようなこともできたらいいなあと思っています。

村上