2012/07/20

7月20日 阿部

今日はシアター部分のトタン屋根を張り終えました。
阿部家の外構はほぼ終了したので明日からはシマ家の助っ人に回ります。

家のデザインは思ったよりも現実的な問題(構造や防水など)との兼ね合いで難しかったです。迷っていると大体誰かきてデザインだけでなく家同士の配置なども一緒に考えてくれます。
最初は一緒に作っていた銀河が、そして施設長の羽鳥さん、川田さんといろんな人がこうしたら良いんじゃない?とアドバイスしてくれました。
用務員の滝沢さんからはこの土地の風の方向を教えられ窓を付け替えました。
小学生が遊びにきてなんか手伝わせてーと言っていたので仕事を作ってやろうと思って壁にペンキで絵を描いてもらおうかと考えてます。(シマが一回叱ったので最近来ないですが)

こういう町づくりはなかなか良いなあと思います。普通、家は専門家が家主の考え方を汲み取りデザインしていき、町は市民とは離れて議会や行政の判断で計画されるもの。

『×日町』という名前は十日町から発想して期間限定の町という意味を込めたものですが、多様な人とのクロスオーバーによって作られて行く町という意味を最近感じてます。
イェーーイ!

7月19日の映像 http://youtu.be/Kk4RPsanc-o

7月20日 村上

今日、橋本家の屋根ができました。。下から見上げると構造が全部見えていました。

この上にシートを被せて防水します。銀河君の家につづいて、この家も屋根の上に乗れます。





制作中の×日町にはときどき、向かいの家の子供たちが遊びにきます。水の出し方を変えられるホースが好きです。銀河が子供と遊ぶのが好きで、こどもたちはいつも銀河を探しに来ます。先日の建前ビラ撒きの仕事もあって、銀河のご近所の知名度はたぶん×日町メンバーで一番です。


これが橋本君の家。かなりダイナミックにドアが開きます。洗濯物とかベッドとかいろんなプライベートなものを全部見せる事になりそうだけど大丈夫なのか。


島田の家にも建具がつきました。一番"家っぽい"のは島田の家かな。

村上

七月二十日

今日は朝から死んでおりました。
なぜならば
昨日気張ってしまって、一人家の中であまり寝れなかったからです。
僕の家は、寝てみて気づきましたが、テントのようです。
テントで寝ていると、外の音が気になるのです。

誰かが遠くから歩いてくる音、
車が通り過ぎる音
カエルの鳴き声
電灯の音
どこからともない水のような音
ホームから誰かが出てくる音

そして音が聴こえると想像力が膨らみます。

誰かが話した怖い話
昔好きだった音楽、バンドのこと
元ちとせのこと
昔星空を見て考えていたこと

色々思い出します。
そして外を眺めます。

これを割と繰り返していました。
繰り返していると寝ているのか起きているのかわからない感じになります。
しかし興奮していたのは確かであります。
朝6時頃になると、明るくなってきます。
明るくなってくるとなんだかイライラしてきます。
家を覆っているホワイトシートが白いのでクソ眩しいし、暑いのです。

時間ははっきりとは覚えていませんが、おそらく朝7時くらいに近所の野村さんの家の息子のりゅうせい君が家の前を自転車で通り、学校へ向かっていきました。
僕は自転車に乗ったりゅうせい君の後ろ姿を覚えています。

りゅうせいはいい奴です。
魚つかみ大会のときに魚を実は何匹か分けてもらいました。
あいつは格好良い男になるだろうとふんでいます。

その後八時くらいまで眠りにつこうと試みていたんですが、
結局暑くて眩しくて全然眠れませんでした。

なので午前中はなんだか足が地に着かない感じで、橋本の家の手伝いを。
午後からは島田の家の手伝いをしました。

今から寝る為に家にまた向かいます!!

中銀河