2012/07/07

7月7日 阿部

阿部です。

今日は先日までお世話になっていた、「妻有工房かわきた」にお呼ばれしましてお米の工場内で焼き肉をしました。もちろんしっかり作業した後ですけど。
かわきたの社員さんだけでなく近くの農家の方やまほろばの里の施設長も一緒でいろんな話ができてとても楽しかったです!
そのなかで、そろそろ建前の餅まきをしようという話になりました。これからちょこちょこイベントを行っていきます。

7月5日の映像  http://youtu.be/5MRzZCcTyOU

07/07

今朝、朝食時に村上から報告がありました。
僕らの信用する大学時代の先輩(今でも関係は続いております)から
僕らの活動についてのメールが来たとの事でした。

メールの内容は、
×日町の活動の記録映像を観たのだが、
地域や施設、協力して下さる方々に対する態度、礼儀、言動があまりにも0点すぎる。
というようなことでした。(だいぶざっくりと書きましたが)

先輩の書かれていた内容はまったくその通りでした。
それを受け、僕は「身の程をわきまえ直さなければならない。」と思いました。

まわりへの感謝の気持ちはしっかりとありますが、在学中からの仲であるメンバー同士といると、ついついケジメをつけきれないといった場面があります。

地域に滞在するプロジェクトである以上、態度、礼儀、言動には気をつけすぎるぐらいの心構えで当たり前なのかもしれません。

施設の敷地内での制作、ドキュメンタリーとして多くの時間カメラを向けられている、
という条件の下で気を張りながら生活を続ける事。
それは思っている以上にボディブローになって効いてくると思います。正直不安ですし、たぶんパンクもします。

“このblogにも個人個人のしっかりとしたレポートを書いていこう。”
というルールになりました。
いいわけしておくと、僕は気持ちに素直な考察を文章にする事があまり得意ではありません。得意ではないというよりも、とにかく恥ずかしいのです。

特筆するような事があれば、極力書いていこうと思いますが、
これまで通り“ABE君@僕ら周辺の風景”の写真も載せ続けていこうと思っています。

小説の挿絵の様な意味合いで眺めてもらえたら嬉しいです。

話し変わって、
日が落ちてからはお世話になっている『かわきた』というお蕎麦屋さんで懇談会(焼肉)が行われました。
施設内はアルコール禁止なので、『かわきた』の社長さん(遠田さん)が気を使ってくれて招待してくれたのです。

たらふくビールを飲ませて頂きました。

そろそろお開きか?というタイミングで、テーブルには飲み余したビールが数杯ありました。
遠田さんがそれをみて「お前ら案外たつけなしだな。」
(“たつけなし”とは十日町の方言で「意気地なし」とか「甲斐性なし」意味だそうです。)
などと言うので、肥後モッコス根性につきました。
満腹状態から無理して他人の飲み残したビールジョッキを2杯程飲み干しました。

その後、『かわきた』のトイレでちょうどビール2杯分だけ吐いた事は遠田さんには内緒にしておこうと思います。
(高校時代のマドンナ(死語)からのプロップス得る為に、ビール瓶を一気飲みして吐いた成人式を思い出しました。)

懇談会に参加されていた方から
「まぁ、あんた達はまだ若いから、こんな活動をした夏もあったなぁ。くらいの気持ちでのびのびと楽しんで制作してくんさい。」というような言葉を頂きました。
周辺で支えてくれている方の懐の深さというか、器の大きさを感じる言葉でした。

シマ

それではお待ちかね。この日のABE君のコーナーです。


「刃物は錆びるから先にしまった方が良い。」
これが雨ふりの作業の僕らの合言葉です。


0707@parking








7月7日 七夕 村上

村上です。今日は七夕です。なんだか昨日から天気があまりよくありません。。


施設のロビーに笹が飾られて、スタッフや入居者の方が飾り付けをしたり、ねがいごとをかいていたりしています。
あるスタッフの人が「これ見た方が良いよ!すごいよ!職員と、空鼠のみんなが飾りをつくってる」と話しているのが聞こえてきました。


今日僕の家を、正面玄関のそばに移しました。ここが設置場所です。ロビーから丸見えです。まだまだこれから
・屋根に絵を描く
・引き戸をつける
・雨漏りしてるところを塞ぐ
・カーテンをつける
・内装工事、電気工事
などやることがたくさんあります。
どの作業も、雨が降っているとやりにくいので、はやく晴れて欲しいものです。


そしてなんと、いつもお世話になっている「かわきた」の遠田社長が、お酒を飲めない僕達を不憫に思って(まほろばの里の中では誰もがお酒を飲むのが禁止されているので、そこに泊まらせてもらっている僕達は、当然お酒を飲むことができないのです)&近隣の人や市議会議員さんに僕達のことをちゃんと紹介するために、焼き肉パーティーを企画してくれました!

ここで市議の方から聞いた話なのですが、遠田社長はもともと市議会に30年ほど勤めていたらしいのですが、そこで働いているうちに地域の農業の危機を感じて、なんと農家に転身してしまったそうです。遠田さんは自分のことはあんまり語らない人なので、初めて聞いて驚きました。いま「かわきた」は、十日町の農業を支える大きな会社になっています。
お米だけで50町歩つくっているそうです。1町歩で100俵のお米が取れます。
農業の危機を感じた市議会の職員が、農家に転身して、20数年でこれだけおおきな会社に育て上げたのです。これは本当にすごいことだと思います。
その後、遠田さんから「(×日町の)コンセプトは何なん?」と聞かれたのですが、その言葉がとても重く感じられました。そして、あまり良い答えが返せなかったのが悔しいので、また今度機会をみつけて、僕なりの、共同体とか、地域社会に関しての考え方をお話できればと思いました。

焼き肉はとってもおいしかったです。「妻有ポーク」というやつを頂きました。

おしまい

むらかみ

7月6日

この日は雨の中、小山の小屋のトタン葺きに終始しました。途中でクアハウスに廃材をもらいに行きました。そこでは夏の妖精がプール掃除をしていました。