2012/07/29

7月29日 阿部

竣工式も無事終わり(反省点は多々ありましたが、楽しい会でした。映像はまた後日あげます)明日はいよいよ施設から自分の家に引っ越しを試みます。
いままで最新設備のもと快適な生活だったが為に自分の家に引っ越すことに少し(いや、かなり)ビビっています。

7月28日 竣工式 村上

竣工式の日記を書きたいとおもいます。とても暑い一日でした。

まず、明けがたというか午前3時くらいに僕と小山は六日町まで東京からのお客さんを迎えにいきました。竣工式を見に、そして手伝いに来てくれたよっちゃん、ぬっきー、うめちゃんの三人です。
よっちゃんは、今年のGWに空鼠が関わらせていただいたイベント「東京ホタル」の最中に知り合った人です。とても良い兄ちゃんです。イベンターで、8月14日に代官山uniceというところでイベントをやるそうです。

ぬっきーは、僕と同じ武蔵野美術大学を一年違いで卒業した女の子です。今月から千葉県柏の高校で美術の先生になりました。

うめちゃんは橋本くんの彼女です。

竣工イベントの本番は午前10時半からだったのですが、ぎりぎりまで準備をして迎えました。20名ほどの方がきてくれました。なかなか好評だったと思います。









終わってから十日町新聞の取材を受けました。

夜の部は、宴会と盆踊りです。
まほろば職員の山口さんの和太鼓の師匠である半間先生が来て太鼓を叩いてくださいました。また、空鼠の橋本は「トランスフォーめいそう」というパフォーマンスを、銀河は、この日遊びに来てくれた彼のバンドメンバーと2人でドラムパフォーマンスを披露してくれました。
ちょっと段取りが甘すぎで反省点は多々ありますが、みなさん楽しんでくれているようでした。40〜50人はいらしてくれたと思います。


どうもありがとうございました!!

そしてこの日から6人は、まほろばの里の空き部屋ではなく、自分が作った家に寝泊まりはじめました。

2012/07/28

0727

シマです。

いよいよ明日は竣工式です。
現在深夜1時ですが、メンバーは未だ作業中です。

僕はと言いますと、3時から赤飯を炊かなければなりません。(僕と銀河は赤飯班です。)
そのため、三時まで仮眠をとることになりました。

ホントはブログなど書かずに一目散に夢の世界へと逃げ込むべきなのでしょうが、今夜は、文化祭前日になぜか気持ちが高まってしまうクラスの中心的メンバー、みたいなMAXハートなので目が冴えているし、胸がプリプリキュアキュアしています。

先ほど仮点灯した提灯のせいも少しあるでしょう。

普段は鈍い感情の僕が珍しく、高揚している。
それにきっと竣工式前と後で、色々と環境も心持ちも変化してしまうと思うので、今日の出来事は、どうしても“いま”ここにメモすることの必要みたいなのを感じてます。

しかしか



と、ここまでで寝てしまいました。
またかきます!






2012/07/27

7月27日 村上

いよいよ竣工式が明日になりました。
今日は一日準備です。

提灯つけ、やぐらづくり、せきはんづくり、ノシづくり、会場設営などなど。


たぶん、明日の本番までノンストップでいきます。

備品を借りに津南行った帰り道で、グラフィティのような絵を掲げてるかっこいい電気屋さんを通りました。

ビールの開け口の向きが全部違う事にきがつきました。

×日町に提灯を灯したら感動しました。おとぎの国のような雰囲気になりました。×日町の家々の外観と、「仮設の町」というコンセプトと、提灯の効果がピッタリとはまって、夢なのか現実なのか、本当に不思議な感じになりました。何かが始まるような気がしました。

村上

7/26

今日は阿部の家のパテ&ペンキ塗りをした。
パテは暗室のにおいがし、とても落ち着いた。
いい作業でした。

近所の子とうちの家で写真の話をしましたが、最終的に印画紙を液体に浸けると像が浮かび上がってくるっていっても信じてもらえませんでした。自分の制作を始めたら一度見せてあげようと思う。


僕が小中学生のころ修学旅行でカメラマンにとってもらった写真が廊下に貼られて、欲しい写真の番号だけ紙に書いて焼き増ししてもらったりしたけど、今の子たちも未だにそういうのやってるのかな。懐かしいな。いいやり方だなとおもうので、自分の家でも取り入れようかな。




さて、オリンピックも大地の芸術祭も開幕しますが、×日町もいよいよ28日竣工式を迎えます。
ブログのスケジュール欄に若干の時間訂正があります。ご確認ください。

みなさまのお越しを×日町住人一同お待ちしております。

7/25 7/26


ついに完成しました!

7/25の作業内容
外壁の塗装 仕上げ
屋根のフチ 仕上げ

7/26の作業内容
背面に出入口をつくる(茶室みたいなやつ)
窓をつくる(写真の壁の右についてるやつ)
屋上に登る梯子をつくる(窓から出てるやつ・単管製

なかなか自分好みのカタチが出来た。
板にホワイトシートを張っただけっていう、その屋根の角度、シャープさ!

窓から出てる梯子とかも

やはり単管って
「機能」が剥きだしになってる感じがしてすごくいい。

今回、家をつくる上で考えていたのは
「装飾」をしないっていうこと。

というか、恣意的なデザインを排除する、ということをいろんな決定の基準にした。
材料を選ぶときも、「お金がない」ので安いものを買う。例えば「屋根」のホワイトシートは、3.6m×5.5mで、全部カバーできて1980円。

それを張った屋上は、映画マトリックスの修行用空間みたいな、「精神と時の部屋」みたいな感じになって気に入っている。

窓(と出入り口)の位置も、この土地の風の吹き方に合わせて決めている。(阿部が教えてくれた
で、「窓は下から上に風が流れるといい」ってことを聞いて、
「茶室みたいに頭を下げないと入れない」という概念とマッチングして、背面の『低い出入り口』が出来た。


梯子をつくるのも、柱に単管を一段づつくっつけながら実際に登ってみて、「次の段が欲しい位置」を検討し、いわば「身体と相談して」全体のかたちが決まった。

そういう、「必然的な決定」の集積である。この家は。


だから、全部気に入っている。


考えてみれば、23才のこの時期になぜか十日町で生活しているということも、同じような捉え方が出来る。

僕は昔から「優柔不断」だった。中学生のときの二者面談で、自分の欠点として挙げたくらいだ。
高校生のときは、身の回りのことを全てサイコロで決める主人公の短編映画をつくったことがある。それは余談だけど。(でも俺の一面を現している)。

話が支離滅裂になってきた。

とにかく、今回出来た家のカタチには僕の「優柔不断さ」も間接的に一役買っている気がする。
しかし、その言葉とは反対に主張のある、「潔い」とも呼べるようなデザインになった。


それは僕が意識せずとも、
「自分で決めない」ということを「決める」
ことをやったからだと思う。


とにかく、今回出来た家のカタチは「気に入っている」。
×日町の滞在も同じように「気に入れれば」いい。
そして、うたかたの この世 での滞在も「気に入った」ものに出来れば、いい。


明後日は竣工式だ。
6人がいい感じのグルーブ感を出してきている。

運命に翻弄されながらも、みんなが能力を発揮して、適材適所な音楽を奏でてきている。


(文章だけでは伝わらないので観に来てほしい)









2012/07/26

7月26日 村上

今日は、自分の家の屋根と壁に絵を描いていました。

夜中までかかったけど、なんとか屋根と壁の一面までは終わって完成の体を整えることはできました。絵に関しては今後少しずつ手を加えて行きます。


それとお世話になった方々への竣工式の招待状を作っていました。

これを明日配ります!

村上

7月26日 阿部

いやー今日もとてつもなく暑かったっすね。
空鼠会議で決まっていたのですが、今日26日が家の制作の最終日で明日からは竣工式の準備に取りかかります。
その事もあって今日は休む事なく作業に没頭しました。いや嘘です。10分だけアスファルトの上で寝させていただきました。でもおかげで頭スッキリ。


じゃーん!外壁をコーンイエローのペンキで仕上げました。
ぬるっとした感じになり家全体に軽さが出たと思います。

7月24日の映像 http://www.youtube.com/watch?v=4RSWxF4TvoY&feature=plcp

七月二十六日

今日の僕が配ったビラの量は凄かったです。
それはもう到底予想できた量ではないと思います。
ものすごい枚数を一けん一けんのお宅に素手で持って参りました。
昨日は片手でつかめるくらいの紙の厚さでしたが
今日はかろうじて両手を使わなくてはならないくらいの量のビラでした。
そしてそれを今日だけで全て配りました。
多分、正直社会人で営業でお宅訪問でまわっている方々の平均より、
ひょっとしたら
多くお宅を訪問したかもしれません。

僕は東京でも
ビラを配る機会が多々あります。
それは僕がバンドマンだからです。
自分たちで企画するライブがある時は決まって
チラシをライブハウスまで持っていって撒きにいきます。
企画の時なんかは、はりきって千枚以上のチラシを刷って
手分けして配りまくります。
僕はそんなわけで知らない人にイベントの主旨を説明しながら
チラシを配る作業は慣れているんですが、
前回の建前の際のビラ配りの時に僕は衝撃を受けました。


なんと

僕が配ったビラの枚数は50枚
(ビラを一けん一けんまわってくばった。)
50枚だったです。


しかし

建前に来てくださった方の数なんと100人くらい!


ホームの方々も見に来てくださってましたし、従業員の方々もいらしたんですが、


配った枚数50枚に対して来場者の数100名とは。

どういうことだと。

どういうことなんだ。

わからない。

どういうことなんだ。

東京で僕が50枚のチラシを配ったら

どれくらいの人が見に来てくれるだろう。

一けん一けんまわったとて

いやー。

本当に凄い事ですよ。

ホームのお客さん方(住人の方々)
に対してチラシを配っておいて頂いたこともあり、
多分ホームの方々のご家族等にも浸透していたのでしょうが。

僕の衝撃は本物ですよ。

だって僕が配ったビラは50枚ぽっちですからね。

それに対してあんなに人が来るとは誰が思いましょう。

まほろばの里周辺の地区の方々のつながりの強さに驚きました。


こんなに色んな方がチラシを気にかけてくれていると思うと
家をまわる時の士気も高まります。


どうか

十日町よ

このような

つながりの強い町であってくれ

いつまでも

いついつまでも

そして

ぼくは

明日は

ビラを配らない。

別の用事があるから

中 銀河





07/25-26

シマです。

早朝6時に起床し、ABE君を叩き起こす(ABE君は映像編集のため睡眠時間1時間)

六日町まで送ってもらいました。

この日は、手続き系のイベントを済ませるために東京に戻らなければならなかったのです。

普段はちょっぴり苦手な池袋も(六日町発池袋着のバス)

ミニスカート着用率の高さで新鮮に感じました。

(なんか久しぶりにオシャレ着してるガールズをみた気がするよ!!)

そんなこんなで久しぶりにガッツリ系のジャンクフードを食おうと思い。

こってりらーめんで腹ごしらえ→胸焼け→残す→あと引きずる→下痢。笑

みんな!俺の体知らないうちに新潟の米しかうけつけなくなってるよーw

めんどくさめの事務処理を済ませ(書類の記入、郵送、銀行、郵便局、市役所、)

気づけば夕方5時。

(今から十日町に戻っても施設に入れない(門限20時))

というわけで一泊。

(26日)
朝起きて竣工式で使う色々なパーティグッズや粗品を炎天下の池袋で右往左往(東口、西口を二往復)

ようやくヤバめのくす玉をゲットしました。

くす玉を持ちながら高速バスにライドオンする感じは、かなりファンキーです。



今日はなにやらフジロックフェスの前夜祭に出かける方が多いらしく、高速バスの車内は森ガール、森ボーイ(死語)で溢れ返っています。(満席)

空席状況も昼の便が一席だけ余っているだけで、夜まで全席埋まっていました。(あやうく六日町に戻れないとこでしたが、ラッキーでした)

池袋右往左往効果で、僕の毛穴からは大量の汗がスプラッシュマウンテンのように噴き出していたので
(バスで隣に座る方に、汗くせーなコイツ、などと思われたら申し訳ないなぁ)と思いながら乗車したのですが、
僕の隣に座っていたのは頭にバンダナを巻いてる和製クイーンのボーカルみたいな人でした。

和製クイーンは、タンクトップでビックマックを頬張りながら、発泡酒(ロング缶)を飲み、車内にマクドナルド臭を漂わせておりました。





「いやいや、くせーよ!!!笑」

ビックマックを食い終わると、続けて小袋からファミチキを取り出しました。飲み物も発泡酒から氷結ストロングに切り替わっております。

「おい!少しは気にしろ!」

「汗臭いかなぁ、なんて気にしてたさっきの俺の時間返せ!」

「いや、もうこうなったら逆に色々食ってくれ!ネタになるから!カレーとか、焼き魚とか、とんこつラーメンとかどんどん食ってくれよ!」





そんなジャンクフードスメルが漂よう車内。

浮かれてるフジロック参加メンバー達

合宿へ向かう男子校生

池袋で体力を削られ、H2(3巻)を読みながらバスに揺られる僕。
「夏休みー遊ぶ奴は遊ぶ……」

というH2内のナレーションと状況がかぶり、
フジロックをうらやましく思いながらも、六日町にむかっております。