2012/07/27

7/25 7/26


ついに完成しました!

7/25の作業内容
外壁の塗装 仕上げ
屋根のフチ 仕上げ

7/26の作業内容
背面に出入口をつくる(茶室みたいなやつ)
窓をつくる(写真の壁の右についてるやつ)
屋上に登る梯子をつくる(窓から出てるやつ・単管製

なかなか自分好みのカタチが出来た。
板にホワイトシートを張っただけっていう、その屋根の角度、シャープさ!

窓から出てる梯子とかも

やはり単管って
「機能」が剥きだしになってる感じがしてすごくいい。

今回、家をつくる上で考えていたのは
「装飾」をしないっていうこと。

というか、恣意的なデザインを排除する、ということをいろんな決定の基準にした。
材料を選ぶときも、「お金がない」ので安いものを買う。例えば「屋根」のホワイトシートは、3.6m×5.5mで、全部カバーできて1980円。

それを張った屋上は、映画マトリックスの修行用空間みたいな、「精神と時の部屋」みたいな感じになって気に入っている。

窓(と出入り口)の位置も、この土地の風の吹き方に合わせて決めている。(阿部が教えてくれた
で、「窓は下から上に風が流れるといい」ってことを聞いて、
「茶室みたいに頭を下げないと入れない」という概念とマッチングして、背面の『低い出入り口』が出来た。


梯子をつくるのも、柱に単管を一段づつくっつけながら実際に登ってみて、「次の段が欲しい位置」を検討し、いわば「身体と相談して」全体のかたちが決まった。

そういう、「必然的な決定」の集積である。この家は。


だから、全部気に入っている。


考えてみれば、23才のこの時期になぜか十日町で生活しているということも、同じような捉え方が出来る。

僕は昔から「優柔不断」だった。中学生のときの二者面談で、自分の欠点として挙げたくらいだ。
高校生のときは、身の回りのことを全てサイコロで決める主人公の短編映画をつくったことがある。それは余談だけど。(でも俺の一面を現している)。

話が支離滅裂になってきた。

とにかく、今回出来た家のカタチには僕の「優柔不断さ」も間接的に一役買っている気がする。
しかし、その言葉とは反対に主張のある、「潔い」とも呼べるようなデザインになった。


それは僕が意識せずとも、
「自分で決めない」ということを「決める」
ことをやったからだと思う。


とにかく、今回出来た家のカタチは「気に入っている」。
×日町の滞在も同じように「気に入れれば」いい。
そして、うたかたの この世 での滞在も「気に入った」ものに出来れば、いい。


明後日は竣工式だ。
6人がいい感じのグルーブ感を出してきている。

運命に翻弄されながらも、みんなが能力を発揮して、適材適所な音楽を奏でてきている。


(文章だけでは伝わらないので観に来てほしい)









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