2012/08/29

8月27日 村上 「何かが取り憑いてる」



こんばんは。昨日の日記です。。午前中は、妻有会(ぼくたちが神輿を担ぐべき地区)の御神輿を、銀河と橋本達と3人で担ぎにいってきました。十日町の神輿を担ぐときは「オイオイ!」とかけ声をかけます。これは「お祝い」からきているらしいです。
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僕は、神輿は東京葛飾、浅草、三宅島といくつか担いだことがありますが、どの地域の神輿もそれぞれ担ぎ方が違って面白いです。
浅草は特に決まってませんが「ショイ!」「フーリャー!」「サア!」みたいな感じです。三宅島は、神輿の担ぎ方に特徴があります。
↓ちなみに三宅島の神輿
基本的に上下に揺らしてかけ声をかけながら進むのですが、たまに激しく揉みます。神輿をもったまま5回くらいスクワットをするような感じです。
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十日町の御神輿は、お賽銭をくれた人やお世話になっているお宅の前で一軒一軒とまって「わっしょい!」と声をかけながら神輿を3回高く持ち上げます。そのあいだ、その家の住人は手を合わせてます。これがとっても良いのです。神輿って、一軒一軒の家の前に神様をみんなでつれていくために生まれたのかもしれないと思いました。

銀河くん



午前中、9時から12時半くらいまで担いだら、お昼やすみです。先日の運動会で慰労会をやった「集落センター」という建物でやりました。この「集落センター」っていう名前がまた良いですね。



お昼休みのあと、僕は×日町に帰って来ました。さっそくお客さんが来ました。

りなさんとちづるさん
りなさんはまほろばの里の職員さんで、ちづるさんはその友達です。僕よりもふたつ年下です。ちづるさんも介護のお仕事をしているのですが、×日町を見て「自分の施設にもあったら良いなー」と言ってくれてました。
嬉しい。 

2人を描いた

2人に描いてもらった

そして夜。十日町のお祭りのフィナーレである、八角神輿(一番主役のやつ)のお納めを観てきました。


これがもう半端じゃなかったです。
まずこの神輿は担ぎ棒が立てに2本しかついてません。ふつうは縦に4本横に2本くらいあると思うのですが、狭い路地が多いためか2本しかついてないのです。だから何度も左右にバランスを崩していました。何度も、本当に倒れそうになってました。
そして、そのバランス悪さとか、やたら多い担ぎ手とその熱気のために、行く方向がいまいち定まらずウネウネと動きながら進みます。この動きが、まるでなにかが取り憑いてるような不気味な動きでした。人が神輿を担いでいるというより、人がなにかに動かされているようでした。しかも「オイオイ」というかけ声を、午前中の神輿のようにみんなで揃って発してるのではなく、あちこちから「オイオイ」「オイオイ」と枯れた声で聞こえるので、それがまた不気味で、見てしばらくは鳥肌がたちっぱなしでした。

神輿は、夜の11時ごろ無事に神社に納められました。揉みながら神社の坂をあがっていく神輿のすがたがまたかっこよかったです。



そのあと、×日町に来てくれたアキエさんと、たまたま会場で再会して、何人かでお酒を飲みに行きました。地元の人と、外のお店で飲むのは初めてです!
そこで教わったのが十日町で焼酎を飲む時に知る人ぞ知る方法。焼酎の水ウーロン茶割。焼酎を水で割って、色がつくくらいすこしウーロン茶をいれるそうです。
これがあればだいたいどこ行ってもオッケー!
と言ってました。


おしまい


☆☆☆☆☆
×日町ギャラリー



お昼の暑い時に、島田君がとつぜん踊りながら水浴びを始めました。彼は今ショートムービーの台本を書いているところです。たぶん溢れんばかりの気持ちがあるんだと思います。










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