2012/08/21

08/20

シマです。

蛇足という故事がある。

蛇の絵を一番早くに書き終えた者が酒を飲める、というフェスで
ダントツで一位をとった者が余裕を見せつける為に足を書き足した。
二位の者が「こりゃ蛇の絵じゃねーよ。蛇には足がねーもん。」
と、まさしく揚げ足をとったところ
一位の座をひきずり降ろされ酒が飲めなくなってしまった、
という話しだ。

そこから派生して付け加える必要のないもの、余分なもの、
のことを蛇足と言うようになったのだ。

ところで、ムカデはどうだろう。

ムカデは漢字で書くと百足。
はたして本当に百足も必要なのだろうか。

人間は二足で充分に歩行し、昆虫は六足で移動する。
足の多いクモでさえも八足だ。

そうなってくると百足とは、ずいぶんと足を持て余してるのではないのか?

百歩譲っての八足歩行、ムカデの九足目から百足目までは超蛇足だろう。
クネクネと気持ち悪い動きのパフォーマンスをするための足ならばなおのこと必要ない。
もし全足に安めのクロックスを履くとしたら、50セット必要で三万円くらいかかる。

ムカデはバカだ。
浪費家だし、超蛇足だし、毒あるし、噛むし、いいとこなんて何もない。






と、

部屋に出現したムカデを眺めながらそんな事を考えている。

こわい。。。

気休めに蚊取り線香をたいてみた。
きっとこれも蛇足なのだろう。












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